2022 パロスバーデス選手権3日目【古江彩佳】

カリフォルニア州ロサンゼルス近郊、パロスバーデスゴルフクラブ(Palos Verdes Golf Club)で開催されたパロスバーデス選手権 presented by バンクオブアメリカ(長っ!)の決勝ラウンド初日を観てきました。

女子LPGAの、恐らく新規大会になるのかな。ロサンゼルスの空港からもさほど遠くなく、日帰り族のボクとしてもウーバーで空港⇆ゴルフ場間を往復できるのは嬉しい限りです。

携帯の電波が極めて弱く帰りにウーバーを捕まえるのに苦労したライドシェア乗降エリアが11番ホール横にあり、クラブハウスまで暫く歩かなければならないのが難点といえば難点。乗用カード利用前提にデザインされているリゾートコースのためか、噂通りアップダウンがキツめで、こんな暑い日に徒歩でのホール間移動はなかなか骨が折れますわ。かつドライビングレンジが一般ギャラリー非公開なのでノンビリと選手の練習風景を眺めることもできない。

さて、まずは古江彩佳選手。出場3名のうち渋野日向子、笹生優花選手が予選落ちしてしまい今日から始まった決勝ラウンドに進んだのは古江選手だけだったため、日本人ギャラリーはこの組に集中したようです。

古江選手のお母様に声を掛けていただき、前週のLAオープンて優勝した畑岡選手を引き合いに出して、「次はむすめさんですよきっと」と半分ぐらいは本気で言うと、「んなことあらへんあらへん!」と謙遜されていました。なお、パッティングは見ていられないそうで、次のホールにさっさと移動してしまうのが彼女のリズムのようです。

しかしこの日の調子はイマイチでしたね。アイアンにキレがなく、見るのが居た堪れないパッティングが良くないです。結果的に前半だけで4つもスコアを落としてしまい、最終的に2オーバーの56位タイと順位も落としてしまいました。

そんな納得のいかないプレーの後も丁寧にファン対応していただきました。ファンゾーンじゃないカート道路が即席サイン&写真撮影会になったけれど。


日本人選手は以上なんですが、この大会の話題はアナ・デービス(Anna Davis)でした。先のオーガスタナショナル女子アマチュアで優勝しこれがプロフェッショナルなトーナメントへの初招待かつ初予選通過となる16歳高校生。

不機嫌そうにプレーするんですねw 余裕を持ってラウンドするにはまだ若過ぎるのか、それとも多大なプレッシャーを負っているのか。

レクシー・トンプソンパティ・タバタナキットの組も観ました。

花があるといえばこれ以上の組もないよね。スコアを伸ばすレクシーに対して不調でブチ切れ気味のパティの対比が面白かったけど。

しかしこの一年で何度かタバタナキットを見ているけど、ご機嫌な彼女を一度も見たことがない。感情がそのまま態度に現れるタイプのプレーヤーですね。


コ・ジンヨンやリディア・コーの後続組も見るつもりだったのですが疲れました。帰ることにします。