2022 シェブロン選手権最終日【渋野日向子】

米LPGAメジャー初戦シェブロン選手権(The Chevron Championship)の最終日を観るために、カリフォルニア州ランチョミラージュにあるミッションヒルズCCにやってきました。

ロサンゼルスから車で2時間半ほど内陸に入ったこのパーム・スプリングス、デザートエリアを訪れるのは個人的に14年ぶりです。知っている人は知っていると思うのですが、毎年4月に大きな音楽フェスがこのコーチェラヴァレーエリアで開催されておりまして、ボクも日本からはるばるお客さんとして何度か参加しに来ていました。(ちなみに14年前、コーチェラ2008のトリはジャック・ジョンソン、ロジャー・ウォーターズ、クラフトワーク。自分的にはザ・ヴァーヴのライブがベストでした!)

ゴルフでこの地を訪れるのはこれが初めて。すなわち旧ANAインスピレーション時代を含め、このトーナメントを生で観るのが初めて。アメリカで開催される男女レギュラーツアーのメジャー6試合のうちこの大会だけ見たことがないため絶対に来たいと思っていました。

笹生優花、畑岡奈紗、古江彩佳などの日本人プレーヤーがエントリーしていますが、個人的にはまず産休制度を使って参加が決まった横峯さくら選手! 2年半ぶりにお会いできるかなと期待していたのですが残念ながら予選落ち。そして渋野日向子選手! 2日目を終えてまさかまさかの単独首位! 実は金曜2日目にもともと観戦を予定していましてシアトル⇔パームスプリングスの航空券も押さえてあったのですよね。最終的には予定変更してこの4日目にチケットをスライドさせたわけですけれども、今考えるとどっちも同じぐらいよかったんだろうなぁと感じています。

飛行機とレンタカーとシャトルバスを乗り継いで当日朝に会場入り。

そしてすぐに渋野日向子選手を練習グリーンで発見。黒のウェアは砂漠の太陽のもと若干暑そうではあるけれども、とてもアスリート感が出ていると思います。古江選手もアプローチグリーンで熱心にウォーミングアップしておられました。なんでも今日のコーデは勝負服だそうで、練習グリーンと一番ホールティーショットしか見れなかったはちょっともったいなかったです。畑岡奈紗選手もハーフターンで数ホール見れただけでした。

見る時間がなくなった、その理由はこのお方、渋野日向子選手

昨日3日目に77を叩いていまして、このまま調子が上がらないんなら他の日本人・外国人選手を観に行こうーとプランしていたのですが、いい意味で裏切られました。

21位タイからのティーオフだったものの、2番からの3連続バーディーであっという間にリーダーボード上位に躍進。

取り囲むギャラリーは思ったよりも少なく、日本人の方々も多く見て30人ぐらいかなとお見受けしましたが、だからこそ次々とカップインするたびにお祝いのお声掛けをするのは楽しかったですね。なにせ100%あの笑顔が返ってきますから。メジャーなのに雰囲気はQスクール予選会のようでした。

ハーフターンを挟んで再び3連続バーディを決めたころにはトップ5入りしていました。

あと一つバーディを取ればこの日7アンダーで、昨年のピュアシルク選手権で出したアメリカでのベストスコアに並ぶなぁと思いながら見ていた終盤で残念ながらスコアを伸ばすことはできませんでしたが、それでもトータル9アンダー4位タイは立派です! さすがメジャー覇者! 畑岡選手もこの日5アンダーで、笹生、古江選手も粘りましたが、やはり少しでも優勝の可能性のある選手に付いてまわりたいがゆえ、その可能性のあった渋野選手を18ホール追い切りました。

後続でプレーしていた笹生選手を追う気力も体力も失い、渋野選手のファン対応を眺めていたら、ボクもなにかいただこうかなーということで、

「写真なんですが、いつも笑顔でいただいているので、今回は真顔で。」

「真顔ですか?!」

「意外と難しい!」と半信半疑ながら応じてくださった渋野選手。ありがとう!

ボクも真顔、というか、怒り顔です。スマイリングシンデレラなのにどうもすみません。m(_ _)m

そのあと、笹生選手がホールアウトしまして、先週のJTBCクラシック覇者で一緒にラウンドしていたアタヤ・ティティクルとともにサインを頂きました。

しかしこの2人に群がるファンはキッズばかりでして、おっさんが割って入って写真を撮ったりするのは非常に躊躇われました。なのでほんと、申し訳ない感じで今回はサインを。

そもそもプレーも見てないんで遠慮するのが当然っちゃ当然な気がしますが。


以上ですが、動画でもどうぞ。