2019 ボーイングクラシックをミル【カプルス、ランガー他】
私の地元、ワシントン州はゴルフ・クラブ・アット・スノコルミー・リッジ(Golf Club at Snoqualmie Ridge) で毎年8月に開催されている男子PGAシニアトーナメント、ボーイング・クラシック(Boeing Classic)に行ってきました。
3年連続での参戦です。
今年も車で30分ほど走り、ギャラリー駐車場を経由して、シャトルバスで会場に向かいました。
入場料は大人25ドル。
チケットを買わずなんとなくしらっばくれて入場しても大丈夫な雰囲気でしたが・・・。
50歳以上のプレーヤーが対象のシニアトーナメントのため、年齢層高めかな・・・と思いますが、まだ夏休み中ということもあって、意外に子連れのギャラリーが目立ちます。
うちもそんなギャラリーの一組で、到着するやいなや、18番ホールグリーンサイドの斜面を転がり落ちる我が息子。
見晴らしがよく、高原の空気が気持ちいいのですが、こんなところでグダグダしているわけにもいかないので、注目選手の組を追いますよ!
ベルンハルト・ランガー
去年も観ましたマスターズチャンピオン&ゴルフ殿堂入りのドイツ出身ベルンハルト・ランガー。その名前のスペル (Bernhard Langer) から、アメリカでは英語読みで「バーナード」と発音されています。
いずれにせよマスターズに2度勝利しているレジェンド中のレジェンドであります。
年々スイングはコンパクトになってきていますが、今年のシーズンも勝利を挙げていますし、まだまだ現役です。
アイアンの切れが半端なく、ボクらが見ていた時はボールがピンそばにしか付いていませんでした。
ホールアウト後にサインをいただきました。
サーっといなくなってしまったので、サインをもらうだけで精一杯でした。w)
地元フレッド・カプルス
ランガーの前の組をプレーしていたシアトルエリア出身のフレッド・カプルスに追いつきました。
今年60歳になるカプルスですが、シニアにとどまらず、レギュラーツアーでもまだまだやれる実力を持っていて、昨年、そして一昨年のマスターズトーナメントでは予選を通過して決勝ラウンドに進んでいました。
この日も調子が良く、7アンダーで全体の2位につけています。
人気者のカプルスは、行くホール行くホールでやんやの大歓声。
カリフォルニアでのフィル・ミケルソンの歓待ぶりを思い出しました。
ラウンドが終わってからも地元メディアの取材攻勢を浴び、暫く待ってようやくサインコーナーに来てくれました。
ビジェイ・シン、デービス・ラブ3世などなど
ゴルフ界のレジェンドはまだまだいます。
まず日本開催のマスターカード選手権で見事に優勝したスコット・マッキャロン。しかし去年サインをもらい、息子と短い会話を交わしていたので、最終ホールでのプレーをチラ見しただけで今年はパス。w)
そして昨年家族で写真を撮ってもらったケン・タニガワ。今年のキッチンエイドシニアで見事にPGA初優勝を飾りましたが、1番ホールのティーショットだけを見させてもらって今年はパス。w) ムスコは「ケンタロウ見る? どうする?」としきりに言っていましたが、ケンタロウじゃなくてケンだっちゅうの。
そしてジェフ・スルーマン。88年の全米プロ選手権チャンピオン。プレーは一ビットも観ませんでしたが、w) 「ジェフ!」と声を掛けてサインだけ頂きました。
ランガーの後ろの組が、ビジェイ・シン、 マーク・オメーラ、 デービス・ラブ3世。それぞれメジャーで3勝、 2勝、1勝のレジェンド。
フィジー出身のビジェイ・シンは、最初のメジャーでの勝利を、このゴルフ場にほど近いサハリーCC開催の98年全米プロ選手権であげました。
サインをいただいて、「このボウズと写真いいですか?」と聞いたら、ギャラリーロープをくぐって子供の横に並んでくれました。
同じ98年にマスターズで勝利したのがマーク・オメーラ。当然彼の名字は子供の突っ込み対象になるわけですが、取り急ぎサインだけ頂きました。
が、オメーラの後ろで同じくサインをして回っていたデービス・ラブ3世が迫ってきており、こっちから頼んでもいないのに、サイン帳がオメーラからラブに手渡されてしまいました。
したがって一枚の紙に二人のサインが並ぶことになりました。w)
デービス・ラブ3世は、ボクが初めて見に行ったアメリカのトーナメントである97年の全米プロ選手権の優勝者であり、それが彼の唯一のメジャータイトルでもあるので、ぜひ近くで拝見したいと思っていました。
同じように子供をダシにする形で「この子と写真いいですか?」とお願いして快諾していただきました。
1枚目が左、ムスコのVサインを真似した2枚目が右 。w)
極めて日本人的な振る舞いに付き合っていただき申し訳ない。m(_ _)m
まぁ、ムスコはムスコで、2本指が彼の顔を差していることにウケてましたが・・・。
帰ります
入場が3時過ぎと遅かったため、退場も遅い時間になってしまいました。
ギャラリー&ボランティア駐車場に戻るためのシャトルバス乗り場には長い列ができていましたが、ラッキーなことに革張りのリッチな座席を有する小型バスに乗車できて親子ともどもハッピー。
とはいえ10分ほどの短い道のりなんですが。